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vol.24 20年の時を経て、民間資格から国家検定へ。

掲載コラム(Wink)

“半医半商”、文字の通り、半分医療・半分商売という眼鏡業界固有の言葉です。今までは、暗に“半医半商の精神”だった言葉がいよいよカタチとなり、今年の春ついに『眼鏡作製技能士』という国家検定が誕生しました。
眼鏡作製技能士とは、「眼鏡作製において、お客様の眼鏡の使用状況・使用目的を聞き取ると共に、視力の測定、レンズ・フレームの販売、加工前作業、レンズ発注・加工、フィッティング、引き渡し、アフターケアを行う眼鏡作製の総合エキスパートです。」 出典:眼鏡作製技能検定 (公益社団法人 日本眼鏡技術者協会)つまり、国が業務の技能の基準を定める事となったのですね。
今や、一生眼鏡を必要としない人はほぼいません。どんな人でも人生のどこかで視力は低下します。そう考えると眼鏡の作製が国家検定になるのも納得です。しかし、それがないと業務に携わる事ができないという資格ではありませんが、販売店においての眼鏡作製技能士の在籍は、一定以上の知識と技能を持ち合わせているというひとつの基準になります。
お客様にとってもお店選びの目安ができ、かつ安心して眼鏡を購入して頂けますよね。僕たちにとっても信用度が上がるのは嬉しい事です。
実は今このコラムを執筆している段階ではまだ試験前なのですが、合格に向けて今回この内容をとりあげ、自分にプレッシャーをかけています…。発表は11月なので、来年のプロフィールが「認定眼鏡士」から『眼鏡作製技能士』に変わっていたら無事合格したんだなと思って下さい(笑)。令和4年Wink9月号掲載

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