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vol.18 「似合う眼鏡」と、その人に「似合わせる眼鏡」

掲載コラム(Wink)

「似合う眼鏡」とは、サイズが合っていて、その人のフェイスラインを打ち消すようなフレームの形を選ぶとバランスがよいとされています。
丸顔には四角い天地幅狭め、面長には天地幅広めのウエリントンやボストンタイプ。…でもそれって顔の形が変わらない以上は一生同じタイプの眼鏡しか似合わないのでしょうか。
僕は、人の顔立ちってそんなに単純には分けられないと思っています。顔がどんな形でも、目が大きい、小さいでも似合うフレームって違ってきますし、眼鏡はその人の主張がとても伝わりやすいアイテムです。ビジネスシーンで掛けたい、ファッション重視、優しく見られたい、若く見られたい、でしたら顔の形ばかりにとらわれる事は出来ません。
他には、PD(瞳孔間距離)が広い人はブリッジも広めの方がバランスがいいとされていますが、人によっては余計目が離れて見えたり、逆に少し狭めの方が離れ目がごまかせる場合もあります。本当の意味でその人に合わせようとすると、1つの型にははまっていられないです…。
巷で、眼鏡があった方がいい人、ないほうがいい人っていますよね。それは、あった方がいい人→その人の顔の特徴をうまくカバー出来ている。ないほうがいい人→その眼鏡が合っていない。だけだと思います。
僕は眼鏡が似合わない人はいないと思っています。ただ、似合いにくい人はいます。そんな人が似合う眼鏡と出合った時はその人のためにあるような眼鏡と思うくらいハマりませんか。
僕はそれをご提案できた時が一番楽しいです。令和3年Wink3月号掲載

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