初めまして、『OpticalDesign』の上原です。
僕は昨年、24年勤務した眼鏡店を退職し、福山市の郊外にとても居心地の良い素敵な空間をみつけてお店をオープンしました。
ここ数年のメガネブームもあり、以前は20〜30代をターゲットに福山で一番お洒落な眼鏡店を目指して、トレンド性の高い眼鏡の販売に力を入れてきましたが、長年やっていくうち、〝ファッション主体〞の眼鏡あわせよりも〝お客様主体〞の眼鏡あわせをコンセプトにやっていきたいという考えに行き着きました。
それを僕は「似合わせメガネ」と呼んでいます。
一言に「似合わせメガネ」と言っても、年齢や個々のスタイルに合わせてトレンドのさじ加減も変えていかなければなりませんし、顔の幅や大きさとのバランス、職業、自分がどう見られたいかなど、皆さんが眼鏡に求める要望は突き詰めると細かくあると思います。
このコラムでは視力矯正器具としてはもちろん、自分を変える事のできる究極のアイテムとしての眼鏡の可能性をお伝えします。
どうして似合わないの?レンズのなるほど!など、眼鏡好きな方はもちろん、ただ目が悪いからかけているという方にも興味を持っていただけるような「眼鏡のはなし」を、お話ししていきたいと思います。平成28年coccala vol.04掲載