お店をオープンしてもうすぐ2年。毎日様々な世代の方が来店されます。
そんな中、よくあるご質問が〝遠近両用眼鏡〞のこと。
「遠近両用レンズの場合、どんなフレームにしたらいいか」「こんな細いフレームでも、遠近両用レンズが入りますか?」「慣れにくいと聞くのですが」等々。
ひと昔前だと、フレームのデザイン、フレームの天地幅(縦幅)に広さの制限があるような説明を受けたかもしれませんが、近年は細いフレーム用の遠近両用レンズもありますし、年齢より若い雰囲気のメガネを掛けるのも当たり前ですので、老いのイメージがある遠近両用メガネこそ、若々しくオシャレにチャレンジしてみてください。
慣れにくさですが、単焦点レンズ(矯正1つのレンズ)に比べると慣れづらいかもしれません。
近視の方、近視のない方、遠視の方の遠近両用ではそれぞれ具合が異なりますので、自分の目と違う方の症状はあまり参考にはなりません。
また、近くが見えづらいという症状がまだ軽い段階での遠近両用メガネの使用は、タイミングが早すぎて使いにくさだけが気になる事も。
どうしても遠近両用レンズに慣れられない、使用状況によって近用部の視野の狭さが気になる人は、レンズの種類を中近両用等に変えることによって解決する場合もあります。
遠近両用のテストレンズもありますので、レンズ選びの際はお店でじっくり相談を。
ステキなメガネでよく見えるって、なんだか嬉しいですよね。
年齢を重ねることによってメガネが似合ってくるように感じること、ありませんか? ぜひそれを活用して、スタイリッシュな大人のおしゃれを楽しんでください。平成29年Wink 5月号掲載