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vol.26 “眩しい”青春の話…ではなくただ日常の眩しさの話

掲載コラム(Wink)

夏は日差しが強く、秋は太陽光が横から差しこみ、大気が乾燥する季節はその影響で日差しの透過率は上がります。そして、夜の対向車のLEDも…。“眩しさ”は夏や昼間だけのものではなく日常のあらゆる所で直面します。
“紫外線”と“眩しさ”は別のもので、紫外線は不可視光線で肉眼では見ることが出来ません。その逆の“眩しさ”は可視光線のうちの特定の波長が強い状態の時に感じます。ですので、無色や薄い色の紫外線カットレンズでは眩しさを遮る事は出来ません。
だとするとそこはやっぱりサングラス、になりますよね。サングラスは眩しさを抑え、種類やレンズの色・濃度も豊富、価格帯も幅広いというメリットがあります。しかし、サングラスだと特定の場所、夜は使用不可など使用が限定されており、レンズに色が付いている分全体の光量を減らしますので、物の輪郭などの認識を低下させるというデメリットも。
ですが、眩しさを抑えるレンズはサングラスだけではありません。特定の光の波長をカットする防眩レンズ、紫外線や光に反応して色が変わる調光レンズなど、“外さなくていいサングラス”といったところでしょうか。
私達はただでさえ、日常に溢れるデジタルデバイスで目を酷使している状態です。せめてそれらを見ていない時間は目を楽に過ごしたいですね。眼鏡を掛けると、視力の矯正はもちろんの事ですが、レンズによって目を守る機能を備えられるメリットもあります。
“見えない紫外線”は対策し、“見える眩しさ”対策は後手になっていませんか。令和5年Wink3月号掲載

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